2007.9.21(FRI) Blues Alley Japan
morI mamI LIVE Siesta el cuarto
[BAND MEMBER]
Vo.森真美
B.山田裕之/G.馬谷勇/Per.坂井"Lambsy"秀彰/
Key.草間信一/Dr.高尾俊行/Tp.阿久澤一哉
GUEST DANCER/Yumi Tateishi
[SET LIST]
-1st Stage OCEAN- |
-2nd Stage TOWN- |
1.独り占め & 太陽に笑顔を あの空に両手を 2.幸の雨が降り注ぎますように 3.雨のようなキスをしよう 4.ためらい 5.愛しい思いが罪だとしても 6.シエスタ |
1.lip noise(Act & Dance) 2.Without U 3.Birth〜歌を持って木曜に生まれた〜 4.mood 5.勇気のし・る・し 6.くちびるが欲っしてる 7.Sunrise ∞ Sunset EN1. ハーモニー EN2.Soul |
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「OCEAN」と題されたファーストステージ。 全体が鮮やかなブルー、胸元が眩しいイエローの、 太陽と海が同化したようなドレスを着て、mamIは登場しました。 いつものように、阿久澤さんのトランペットの音色が、 あっという間に現実から物語の世界へ、妖しく誘ってくれます。 「雨のようなキスをしよう」は、 EchoではMOVIEでライブ映像を少し観ていただける曲ですが、 今回のライブでは、この曲をフルバンドでお送りしました。 2コーラス目から、そっとmamIに寄り添うラムジーさんのコーラスが、 すごく切なくて、優しくて、素晴らしかったです。 ファーストステージ最後の曲は、ライブタイトルともなっている、「シエスタ」。 ヤマヒロさんの胸に響く心地良いベース音、 その中を泳ぐように舞う、阿久澤さんのトランペット。 日本には「シエスタ」という風習はないけれど、 この曲を聴くたびになぜか不思議な、 心安らぐゆったり感と、心騒ぐドキドキ感を感じ、 そこにいる人たちが、 思い思いの「シエスタ」を楽しんでいる空気が漂っていました。 セカンドステージのテーマは「TOWN」 。 ファーストステージの途中から、 客席1番前のテーブルには、魅力的な女性が、 少し寂し気に一人で座っています。 待ち合わせの相手が、まだ来ない・・・って感じでしょうか? そこへ、マジシャン(トランペット・阿久澤さん)が現れ、 彼女の気をひくように、マジックを披露しています。 やがてスマートな男性(mamI)が現れ、彼女の向かい側に腰をおろし、 マジシャンからカードを1枚取るように言われ、 男性が取ったカードを、 突然女性が挑発的に取り、 二人は激しく、踊り出す・・・ と、ここから「lip noise」が始まります。 「lip noise」を歌っている間も、歌詞のストーリーを思わすダンスが、 身体や表情で表現されました。 もちろん、ライブでmamIが踊るのは初めてのこと。 ビジュアルはもちろん女性ですが、 きっとあの瞬間、 心情は男性だったのかもしれないですね・・・ まるで、クールでセクシーな大人の男性に観えました。 ダンサーのYUMIさんは、実はとってもキュートな女性なんですが、 踊り出すと本当にセクシーで、 mamIの声をバックに、クルクルと回りながら、 身体全部で想いを表現する激しさは、観ていると切な過ぎて苦しくなるほど。 指先からも表情からも、溢れ出すYUMIさんのENERGYに圧倒されて、 思わず涙してしまいました・・・ その後は、今回のライブ直前に出来上がった、初披露のバラード「Without U」 イントロのイサムさんのギターで、すでに泣きそうになり・・・ 誰かを愛することに理由なんてなく、 その気持ちは変わることがない・・・ 同じように愛してもらえないのだとしたら、 それはとても悲しいことだけれど、 それさえ受け入れる、愛の強さと切なさを感じる歌詞でした。 ここから最後まで、アップテンポな曲が続きます。 バンドの演奏も、客席も、一気にヒートアップしました。 「勇気のし・る・し」では、高尾さんとラムジーさんの、 演奏もコーラスも、 笑顔でアイコンタクトしながらmamIと掛け合う様子も、 観て聴いているだけで嬉しくなり、力が湧いてくるようでした。 ちょっとしたこぼれ話ですが・・・ 「くちびるが欲っしてる」では、2コーラス目が終わったあと、 草間さんの透明感のある爽快なソロがあったんです。 そのあまりの素晴らしさに、mamIは聴き惚れてしまい、 「神様のいたずらに〜」に、一瞬入れなかったんですね(笑) でもそんなmamIの気持ち、わかります。 草間さんの奏でる音色には、いつも息を呑んでしまいます。 あっという間に終わりの時間・・・ 最後の曲は「Sunrise ∞ Sunset」でした。 会場にいる人たちみんなが、それぞれの場所で、 いくつもの陽が昇り、陽が沈むのを感じながら、迎えた今日。 mamIやメンバー、来てくださったみなさんの、 笑顔と歌声から、 「∞(無限)」が確かにここにあることを感じ、 とても幸せな時間を過ごすことが出来ました。 written by Sunny |