mo' remix & mamix / morI mamI

プロデューサー、リミキサー、参加ミュージシャン、そして本人によるアツ〜いセルフライナーノーツ

このアルバムを製作している過程で、是非ともライナーノーツを書きたいなと思いました。 CDに無理矢理入れなくても、そこは現代。
HP上でとことんアツく語ればイイじゃ〜ん!とばかりに、参加してくれたみんなにもコメントを貰いつつ、製作者たちがどんな意図で作り上げたのかを少しでも感じて頂けたらと思います。

morI mamIとの出会いは2002年頃。自分がFlying Kidsの浜崎貴司さんのソロアルバムに参加させてもらった時でした。
そのアルバムでスクラッチする時に、女性の声を使ってスクラッチしたらイイんじゃないかとなり、スタジオに現れたのがmorI mamIでした。
実はヤマヒロに出会ったのもこの頃なんです。

そこから3年経った2005年に我がイーストエンドの3rdアルバム『Threee』を製作している時に、ヤマヒロにベースを依頼して、他の曲で女性ヴォーカルを探している事を伝えると、『浜崎貴司さんの時のmorI mamIさんって覚えてます?』と。そりゃ〜もちろん覚えていましたよ。
そして『Left & Right』と『Eのに』って2曲に参加してもらいました。
ちょうど1stアルバム『Plum Red』の頃です。
翌年2006年の2ndアルバム『Sunrise ∞ Sunset』のリリースパーティーのお誘いを受け、『もちろん行きます!あと良かったらオープニングDJでもやりましょうか?』と直談判して、オープンからライヴ前の時間を静かに暖めていく演出をさせて頂きました。
この日に馬谷勇、コバヤシケンに出会います。

同じ年のVINTAGE☆jamVol:01、2007年のVINTAGE☆jamVol:02にも自分の今のスタイルとなる、指ドラムで参加させてもらいました。
M-3で参加しているCHANNELのアルバム『1gの幸せ』でもコーラスを入れてもらい、そのアルバムがリリースされて少し経った頃…。

2008年の春前位、3rdアルバム『7scale』の準備を始めている頃にmorI mamIからリミックスアルバムの依頼を受け、即答で快諾。
当初ダンサブルな感じにしたいとの意向だったので1st、2ndを聴き返しダンスチューンになりそうな曲をピックアップ。何曲かベーシックが出来た頃にヤマヒロから『オレもリミックスしたいです』と連絡がありました。
今回プロデューサーとなっているのは自分ですが、今までのオリジナル曲のアレンジ、打ち込みをし、この一連の流れを作ってくれた他ならぬヤマヒロにならば、安心して任せられるなと確信しました。
ヤマヒロがいなかったら、自分はmorI mamIに出会っていないだろうし、この機会もなかっただろうと思いまして。
そこからは、全曲を自分でやるんではなく、言わば総監督というニュアンスにシフトして、プロジェクトの全体を見渡しつつも、信頼おける仲間にふるってチョイスを持つようになりました。全曲ミックス&マスタリングをお願いしたG.M.KAZも『オレはどれをリミックスすればイイの?』と嬉しいサプライズもありました。
プロデューサーとしてクリエイティヴコントロールするのは何も音や曲順だけって訳ではなく、 鏡面仕上げのアクリルの半球を惑星に見立てたジャケットのアイデアから衣装のカラーリング、カメラのアングルまで、細部に渡ってこだわり抜きました。

そして当初トータルタイム30分位のミニアルバムくらいのボリュームの予定が、完成してみると50分を超える超大作になりました。
このアルバムでピックアップした曲はmorI mamIの楽曲の中のごく一部ですが、 今までの3枚のアルバムとはまた違った、新たな物語になっていると自負しています。

人と人との『縁』+『Joy』=Enjoy!(ROCK-Tee)


01. Rain 〜 Raintro Remix 〜 Remixed by ROCK-Tee

6曲のミックスが終わって『こりゃ〜リミックスアルバムってよりもmorI mamIの4枚目のアルバムだ!』 とみんなで盛り上がってて、家に帰ってから改めて聴き返してると、何故か『Rain』のイントロのフレーズが頭の中で鳴りだした。もしや!と思って少し手をつけてみると、あれよあれよと出来上がっていきました。ピッタリなJazzyなドラムも見つかって『こりゃ〜どうしてもアルバムに入れたい』と、みんなにワガママ言って頼み込んで何とか収録させてもらいました。オリジナルのホーンセクションはあえて使わずに、エレピ、ギター、ベースの最小セットで、大人の空間を作り上げました。morI mamIという宇宙から音のロケットが発射するイメージです。ず〜っと聴いていたいけど、イントロなんで極力短くしてます。(ROCK-Tee)

こんな風に料理してしまうROCK- Tee氏はやはり凄いです!。オリジナルからは馬谷勇氏のGt.、Rhodes金子雄太氏、 bassヤマヒロのトラックが使われています。(ヤマヒロ)

このイントロを、ROCKから朝早く(笑) ほとんど彼は寝てないで挑んで頂いていたこのアルバム制作も後少しで完成の時っ・・・!これをどうしてもいれたい!俺の責任でなんとか間に合わせます!と熱い連絡を頂きました。いざ・・音を聴いたらそれもそのはず、完成した今となっては、間違いなく このイントロとシークレットのように入っているアウトロが、 今回のアルバムテーマの宇宙や音楽の惑星と言う幕開けと幕を閉じるのではなく、 終わりなく限りなく繋がっている音楽&宇宙を見事に表現してくれたなぁ・・・と感激しました。 音楽の惑星への宇宙旅行の始まり(morI mamI)


02. くちびるが欲っしてる 〜 Movin' On Remix 〜 Remixed by ROCK-Tee

オリジナルのデータを開いて色々とチェックしていく中で、ラストのほ うに『Do It!』と『Movin' On』って声ネタが飛び込んできて、これはグイグイ引っ張るダンスチューンになるなと確信!馬谷勇による新たなギターや、ヤマヒロのノリノリで録音したシンセベースも、グイグイ引っ張るドライブ感アップの要因です。アルバムのトップを飾るのはけっこう前の時点で自分の中で決まってました。(ROCK-Tee)

ROCK-TeeさんのBeatとヤマヒロさんのシンセベースがまた新たなfunkな世界に連れて行ってくれます!ロックさんのセンスと遊び心に聴いてて思わずニヤッとしてしまいます!(馬谷勇)

これぞRemixといったトラックですねー。新録Bassのオーダーがありmoogをお借りして弾いたテイクがOKになりまし た。 なにげに選んだ音色もGoodでした!。
オリジナル音源からは草間信一氏のRhodes、馬谷勇氏のGt.が 全編にフィーチャーされております。(ヤマヒロ)

このピックアップされたコーラスパート(笑) ROCKのミラクルはまず、こんな所のとっかかりからくるんだなぁ〜と非常に感心したナンバーです。オリジナルより、少しクールなのに段々熱くなってくるような・・・勇のギタープレイや、ヤマヒロのシンセベースもまたいつもの彼等とは違った香りがします。そうだなぁ・・・少し懐かしいダンスミュージックに仕上がっていて 何かこれから始まるっと言う期待感を感じた作品。(morI mamI)


03. 勇気のし・る・し 〜 Clap & Cool Rap Remix feat. CHANNEL 〜 Remixed by ROCK-Tee

歌の内容がかなり好きで、オリジナルのブラジル調のグルーヴから一転、力強いメッセージのゴツい曲になりました。サビに乗せてるコーラスはオリジナルでは一回しか出てきませんが、アレンジを考えつつ、製作中のこのリミックスとオリジナルと聴き比べてる時にハッとしました。そしてこのコーラスがオリジナルでは何故1回しか出てこないかのエピソードを聞いて、これは絶対に毎回出てくるようにしようと思ったのが色濃く残ってます。 Rapで参加したCHANELはオリジナルの歌詞からインスパイアされて、この曲に新たな意味をもたらしてくれました。そのRapの録音も1発オッケーのミラクルを封じ込めました。 アウトロのmorI mamIのフェイクは今回新たに収録したモノです。トライアングルとシェイカーはパーカッショニスト、カクエイによるモノ。ベタッといれたモノを切り刻んで、所々ピタッと止まる箇所を作ってます。(ROCK-Tee)

この「勇気のし・る・し」の歌詞はmamIさんの歌詞と、mamIさんに「勇気のしるしってなんですか?」と聞いて、感じた事を自分なりに書いてみました。 歌の中の「誰だってそうだよ」 の部分から、この曲を聴いてくれる人も自分もあるはずの共通点をピックアップしようと思いました。 誰でも他人には見せたくない弱いとこや、未来に対する不安や挫折はあると思います。でもだから誰もが「強くなりたい」とか「変わりたい」って思うんじゃないかと考えて、 あえてマイナスなイメージの言葉も歌詞に入れました。「傷付きたくない」し「気付きたくない」けど、もう一度本当の自分って?って考える... そして「強くなりたい」「変わりたい」と思える気持ちが「勇気のしるし」だと思います。 最後の歌のパートはmamIさんの温かい指導のおかげで良い感じに録音出来ました(笑)。本当に素晴らしいアルバムに参加させてもらえて感激です!(CHANNEL)

ナイスなTomフィルインから始まる爽快Mix!!CHANNEL氏の新録Rapが楽曲を更に力強い息吹きを与えております。オリジナル音源からは佐野聡氏のトロンボーンリフがフィーチャーされております。(ヤマヒロ)

この曲はオリジナルは、勢いのある明るいブラジルを彷彿させるものですが、一変して この歌詞の核を今回のリミックスでより強くそしてシリアスな方向性に仕上げたくれた気がします。なんとなく・・・オリジナルは女性的。リミックスは男性的、そんなイメージ* 私の勇気のし・る・しとは、誰もが持っているもので、自分だけが知っているまだ知らない自分へのハードルを飛び越えようとする時のきっかけの魔法の様な呪文なのです! CHANNELの勇気のし・る・しをこのRapとアウトロでの一緒に口ずさんでくれた歌声♪に表現してくれました。いつものCHANNELが大人である私に寄り添って来てくれ、いや、 まるでリードをしてくれているような一語一語を私にも、そして聴いて頂いてるあなたにも本当の勇気のし・る・しを教えてくれているようなね・・・。 完成品を聴いた時微笑み&なぜだか涙が出てしまった作品(morI mamI)


04. Birth 〜歌を持って木曜に生まれた 〜 Reverse Mix 〜 Remixed by ヤマヒロ

"Birth"という楽曲が持つ攻撃性を更に研ぎすませてみました。オリジナルの阿久澤一哉氏のブッ飛びT.p.と男子Cho.隊をリサンプル。間奏はROCK-Tee氏によるKick&S.D.スクラッチ!!!。リズムトラックはTD前にROCK-Tee,G.M.KAZの両氏による大胆EDITを施してもらい 緩急あるトラックに仕上がりました。(ヤマヒロ)

ミックス中にハッと気付き、色々とエディットさせて頂きました。
最初はゆっくりで途中から一気にズバ〜ンと超高速な世界へと誘います。ビックリする豪快なエンディングも聴きどころですね。(ROCK-Tee)

初めてこのリミックスを聴いて、ヤマヒロの才能と一体この人は?どんな脳になっているのだろう?と思いました(笑) オリジナルのアレンジもかなり大好きな仕上がりのこの楽曲が更に、危険度と言うか、報道ニュースを思わすかのような何度聴いてもはらはら感が増して増して、一体どんな最後になるの?ってドキドキしたまま・・・、やがて最後には、ガラスが割れる音で終わりですよ(笑) 阿久澤一哉の奇才振りをより、見事に織り込んでくれています!!!ヤマヒロの笑顔の内に秘めた音のフィルターを通しての攻撃性や衝撃的と言う表現に、脱帽の作品です。ROCK-Tee,G.M.KAZの両氏共々このリミックスは心拍数あがるよね・・と笑ってました。たとえば、3分でインスタントラーメンを待つ間に聴くとしたら?聴き終えたら食べられなくなるかも(笑) 3分でウルトラマンが宇宙に帰らなくては行けないのなら、この曲を聴いて戦ってくれたらきっと軽快に悪者を退治して宇宙に帰れるような仕上がりでしょうか!?(笑)(morI mamI)


05. ハーモニー 〜 LEAP Mix 〜 Remixed by ヤマヒロ

1st."Plum red"時の"ハーモニー"の重厚なゴスペルフィールとは全く違うこの"LEAP beat"を思い付いた瞬間、Brand Newな"ハーモニー"が生まれました!。オリジナルの金子雄太氏のGood Vibesオルガンをリサンプル、馬谷勇氏のWah.Gt.はアルバム未収録のアウトテイクを引っぱりだして来ました(恐らく勇氏との1st.Rec時のモノ)。オチサビから出てくるP.f.はROCK-Tee氏によるスクラッチ、楽曲にHip刹那フィールをコスって頂きました。(ヤマヒロ)

オリジナルからガラッと変わって、ホンワカした可愛い感じのリミックスだなぁ〜ってのが、最初ヤマヒロにデモを聴かせてもらった時の印象。自分の中には無いヤマヒロの発想にビックリしました。ライヴでは『パンパン、パン!』と手拍子してるお客さんの姿が浮かびますね。(ROCK-Tee)

ハーモニーのゴスペル的フィールからは、想像つかない可愛らしい、 まるで遠い子供の時の自分を思い出しているかのようなファンタジー感があるようなリミックス。そして、なんだか南の島や海を思わせる雰囲気もあるのが絶妙。そうそう、私もヤマヒロが言う勇のWah.Gt.はおそらく、初スタジオ初セッションした時のRec音ではないかな?と思う。あのテイクの勇を未だに忘れてなくて、その音がまたここに息吹をかけてくれた事を幸せに思います。やわらかお茶目ハーモニーの出来上がり*(morI mamI)


06. 太陽に笑顔を あの空に両手を 〜 P.P.March Ver. 〜 Remixed by ヤマヒロ

"Plum red"No.1ポップチューン!?を更にPowerful&Peacefulに 仕上げました。Vo.テイクはdemoテイクを採用(CD初収録!!!)。
オリジナルからKEMURI HornsのS.Eを全体に(これが何しろGood vibes!)。オリジナル2Mix音源をROCK-Tee氏にコスって頂き、intro,vampに注入しました。(ヤマヒロ)

デモ段階では、どうなるかわからないまま、色々とスクラッチしたモノをヤマヒロがエディット。トリッキーで面白い構成になってます。(ROCK-Tee)

この曲はオリジナルを更に強くパワーアップさせてくれ、きりっとさせてくれつつも穏やかさもある。私が初めて聴いて浮かんだのは、国旗や行進を思わせるイメージでした。タイムリーではありますが、チェ・ゲバラのキューバ革命が成功した後の群集や革命家達の喜びの 充実感や、笑顔・そんな風景を思わせてくれました。KEMURI Hornsの音が、声がまた平和な空気をより醸し出してくれている感じです。更に、ROCK-Teeのスクラッチが高鳴る喜びや幸せな気持ちを煽ってくれてる所がまた楽しさ倍増です。Vo.テイクはなんと、demoテイクを採用されていたのですぐに気付きましたが(笑)、確かにこのテイクはこの楽曲を作りたての当時の勢いがあるVo.なので、オリジナルと聴き比べてもらえたら面白いんじゃないかなぁ(morI mamI)


07. Sunrise ∞ Sunset 〜 & Sunrise Remix 〜 Remixed by G.M.KAZ

いつまでも何度でも、ずっと聴いていてもいいよな春の日差し的な心地よい音楽にしたい、とは思ってはみたがダンスビートだろ?、なんとも矛盾するスタートだった。そこで「ずいぶんと爽快にリズミカルに歩く女性だな」と感じた印象を思い起こし 「元気に歩きたくなる感じにしよう・・・」となった。太陽は毎日休まず頑張っている、地球も海も山も森も・・・・・。ならばしっかり前を向いて歩こうか、日はまた昇り、日はまた沈む、そして日はまた必ず昇る。(G.M.KAZ)

今回、G.M.KAZにエンジニアだけじゃなくリミックスも依頼するってなった時に、『Black Panther』にするか、『mood』にするか、この『Sunrise ∞ Sunset』にするかと考えていたら、本人がBAJでのライヴで観た印象が強く残っていた『Sunrise ∞ Sunsetがいい』とのコトだったのでお願いしました。シンプルなんだけど、G.M.KAZ独特のタイム感があって、爽快かつ勇ましい仕上がり。(ROCK-Tee)

このアルバムで唯一G.M.GAZ氏によるRemix、一聴すればそのGrooveのとりこになることマチガイナシ!。ストイックの中にある温かさがジワジワ伝わってきます。オリジナル音源からは佐野聡氏のクロマチックハーモニカと草間信一氏のRhodesがフィーチャーされております。(ヤマヒロ)

まず、これを聴いた時なんて優しく穏やかで心地よいサウンドなのだろう・・清々しいなぁ〜と思いました。G.M.KAZが思い浮かべて作ってくれたように、私はこのリミックスを色んな出会う人や、自然や、動物や生物、風景に微笑みながら歌い歩き続ける情景しか浮かびませんでした。それは、おそらくG.M.KAZが揺るぎない伝えたい核がしっかりあって、こうだとサウンドにして伝えてくるから、私はそう思ってしまったんだろうなぁ・・。そして、素晴らしいまとまりと、彼にしか出来ないこのグルーヴ感は彼の宝石だ!と思ったのはこのリミックス曲だけでなく、他楽曲にも最終ミックスにも細部に渡って感じられます。まるで、太陽がいつも近くで見守ってるよと言ってるかのようなハーモニカの音は、そうG.M.KAZに私のVo.が元気に歩かせてもらったそんな感じの仕上がりです。きっと、この楽曲がアルバムの中で一番の癒しや、穏やかさを出してくれているように思う作品(morI mamI)


08. Suss 〜 Juicy Juice Remix 〜 Remixed by ROCK-Tee

3rdアルバム『7scale』の中で一番好きな曲。以前コバヤシケンのイベント『コバックス』にて、morI mamIライヴをやった時のアレンジが始まりなんです。リハで偶然出てきたドラムパターンにヤマヒロが追従、それに反応してドラムもベースのパターンに寄っていった頃にはアレンジが固まっていた。オリジナルの雰囲気が色濃く残っているのは、大好きな曲だから!なんて理由も多々ありますが(笑)、やはりミュージシャンのプレイが良いからですよ。
この曲にはジャガー荒砥による大人のベースソロなるものが新たに追加してます。(ROCK-Tee)

SussにBass Soloを入れる経緯は深夜のクラブイベントに飛び入りで参加させて頂きBassの山田さんとツインベースで、という形でSussに参加しました。MPC(Drum)のROCK-Teeさんと山田さんが繰り出す強力なヘヴィーグルーヴに圧倒されたのを覚えています。自分は高音でのアプローチをしていき、Soloへと発展させて頂いた結果、おもしろいアレンジとなりRemixでも再現することになりました。グルーヴも、ばっちりヘヴィーになっておりますので可能な限り大音量で聞いてみて下さい!!(ジャガー荒砥)

もともと色気たっぷりの楽曲がROCK-Tee氏MAGICにかかりUrban-Sweet-dopeチューンに大変身!。このリズムトラックかなりヤバイです、Midnightにあなたを連れて行きます『イってらっしゃいませ』。(ヤマヒロ)

いやぁ〜これを聴いた時・・あまりの格好良さにノックアウト!?(笑)されちゃいました。 オリジナルがSEXYならば、リミックスはエロティックそんな印象でした。ミックス時に大音量で皆で聴いた時、皆・・ちょっと照れちゃうね・・ と言う具合(笑)そんな私も照れちゃいました(笑) まず、ROCK-Teeのこのリズムの位置、グルーヴがオリジナルでは かなりレイドバック気味に歌っていたVo.と同じ位置にきている所に・・・うわぁ・・・なんてこの人は艶っぽい人なのだろうと思いましたね〜 そのドラムにヤマヒロのどっしりとしたタイム感&男らしい低音ベースが加わりこの楽曲をより把握してくれた上で、また更に艶っぽいVO.mixをしてくれているG.M.KAZの技が凄い・・。 そして、そもそも私が命名したジャガー荒砥のSoloはまるで甘いピロートークをしているかのような仕上がりに。サウンド全体としては、更にエロティックな絵画を思わすような美しい作品に・・。女性度をUPさせて頂いた感じです。(morI mamI)


09. シエスタ 〜 ROCK Afternoon Tee Remix 〜 Remixed by ROCK-Tee

この曲もSuss同様、2ndアルバム『Sunrise ∞ Sunset』の中で1番好きな曲です。morI mamIの真骨頂とも言えるスロー〜ミドルのテンポでセクシーなチューン。ギター馬谷勇によるこの曲のテーマとなるメロディを大胆に切り刻んで、新たなフレーズを作りました。今回コバヤシケンのサックスも同じラインで吹いてもらい、更にエロいソロもいただき、あとはひたすらエディットしてます!この曲は是非ともヘッドフォンで堪能して下さい。(ROCK-Tee)

ゆっくりとした日差しと時間が暖かく身体を、やわらかく心を溶かして行く♪ 森真美とROCK-Teeが向かい合いながらジャムるイチゴはなんてスウィーティーなうねりなんだろうスティービーも横揺れするだろう☆(コバヤシケン)

サブタイトルは『ROCK Afternoon Tee Remix』ですがこの曲もどっぷりMidnightチューンです。"Plum red"Rec.時に出会ったコバヤシケン氏のSaxがよりアダルト感を醸し出しております。オリジナル音源から馬谷勇氏のGt.、金子雄太氏のRhodes、Organ、阿久澤一哉氏のT.p.がフィーチャーされております。(ヤマヒロ)

シエスタと言えば、静かなる平穏な時間の中にある心に秘めたSexyと言うイメージなんですね。見事に、揺れながら、午後〜夕方にむかい始めるゆるく隙を作ってくれてるような雰囲気の仕上がりです。テーマをなぞるように吹いてくれてるコバヤシケンのサックス&終始勇のギター、また金子雄太のエレピ&オルガンが本当に色っぽい・・・。 ソロでは、新たなコバヤシケンの顔を魅せて頂いたなぁ・・・。あまりの色っぽさに聴いて思わずメールしました(笑)。豪華なのは、エンディングにはオリジナルの阿久澤一哉のソロもいかすと言う大胆さも、リミックスならではな仕上げかなと思います。恋をしたくなるようなそんな、気持ちになってくれたら嬉しいなぁ・・(morI mamI)


10. 7scale 〜 Live @ Woody-Wood Studio 〜 (Bonus Track)

ヤマヒロ、馬谷勇と自分の3人+morI mamIでの録り直しナシの1発録音!数年前のVintage Jamから今まで、脈々と繋がる我々のコンビネーションは、細かい打ち合わせはなくとも、息もバッチリな間柄。 ラストにいくにつれ、段々遅くなるのも誰から言い出したワケでもないのに、みんな同じ場所で見事にピタッと止まりました。まさに阿吽の呼吸とはこのコトでしょう。コーラスだけオリジナルの素材から抽出しました。丁寧さとラフネスが混在している珍しいテイクだと思います。7scaleのラストについているこのアウトロは、イントロを作ってる時に声ネタも使ったら良いんじゃないかと更にひらめいてしまいました。最初のイントロの宇宙的な雰囲気から一転、同じ雰囲気でも距離感がグッと近い仕上がりです。『雨が降ったら、私のことを思い出して欲しい。お願い…』とのクダリが、morI mamIならではの『またね』と言ってるようにも聴こえてきて、ラストを感じさせつつ、かつリプライズ的なアウトロにピッタリな雰囲気になりました。アルバム通してリピート再生すると、morI mamIという無限の宇宙旅行に旅立てます、是非やってみて下さい。この作品が、皆さんのこれからの人生に、少しでも勇気と元気、そして癒しを与える一枚になれば嬉しいです。(ROCK-Tee)

前作タイトル曲『7scale』のLiveRec.、4人の息吹と緊張感が伝わってくるトラックになりました。この歌のフィーリングはLiveRec.ナラデワです!。(ヤマヒロ)

このボーナストラックはリミックスではないですが、とにかくLive感を楽しんで頂けたらと思います。ちょっと、これハネてみようよ・・こんな感じで・・・そんな私の一言から始まったこのセッション♪ 皆との距離感や良い緊張感は音楽を愛する&仲間を思う気持ちがひとつになって出来上がる2009年のリアルでレアなものを閉じ込めました。Vo.は特に今までの歌い方ではない違った発声法を織り交ぜながら、荒削りも良し、リズミカルにグルーヴィーに歌いました。ラフに鼻歌のような気持ちで歌っています。それもこのメンバーだから&Woody-Wood Studioならではのリラックス感なのだとも言えます。 このテイクはしかもモノでレコーディングしていたのにミックスでは、更なる魔法をかけたG.M.KAZに、一同驚きでした。
シークレーットのように入っているアウトロは、Rainと言う楽曲を知り尽くしているからこその歌詞のピックアップ&宇宙旅行は終わります。でも、なぜか!?またplayを押してしまいたくなる終わりの始まりがあるアウトロです。(morI mamI)


愛なくして、音楽は出来ない、愛なくして音楽など語れない、愛なくして人と向き合えない。愛ある音楽があればこそ、信頼があり、色んな奇跡が起こり、素敵な出会いがあり、音楽のチェーンを繋げていけるのだろう。
そう、また実感したこのアルバムは、もはやリミックスアルバムではなく、4枚目のアルバムとなりました。
このアルバムは、私と言う音楽のフィルターを通して心から本気で創り上げてくれたプロデュースのROCK-Tee、ミックス&リミックス&マスタリングを手がけてくれたG.M.KAZ,、リミックス&ベースを手がけてくれたヤマヒロはじめ、上記に述べたミュージシャン仲間達、更に音だけでなく素敵な写真になる様に駆使し底力で撮影してくれた2GO、デザインでマジックを魅せてくれたKIN、他にスタッフや、携わってくれた皆の作品です。
ひとつになっている、これは簡単に思えて容易ではないのです。
音楽の惑星が出来たと言う想像は、本当に音楽の惑星(ひとつ)を作れたのですね。

聴いて読んでくださってるあなたへ・・この作品は現在とするならば、森真美の過去をまた辿り、森真美の未来をまた感じてくれる事を願います。
そして、あなたの大切なライフミュージックになってくれたら、この上ない幸せです。(morI mamI)


morI mamI Remix Album「mo'remix & mamix」

発売日:2009年4月4日、価格:¥1,575-


【収録曲目】
01.Rain〜Raintro Remix〜
02.くちびるが欲っしてる〜Movin' On Remix〜
03.勇気のし・る・し〜Clap & Cool Rap Remix feat. CHANNEL〜
04.Birth 〜歌を持って木曜に生まれた〜Reverse Mix〜
05.ハーモニー〜LEAP Mix〜
06.Sunrise ∞ Sunset 〜& Sunrise Remix〜
07.太陽に笑顔を あの空に両手を〜P.P.March Ver.〜
08.Suss 〜Juicy Juice Remix〜
09.シエスタ 〜ROCK Afternoon Tee Remix〜
10.7scale 〜Live @ Woody-Wood Studio〜(Bonus Track)
(品番:TFC-7004 24colors/compozila)